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ダイバーシティ推進

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様々な⼈財が永く輝き、働けるよういろいろな施策を実施しています。

2017.10.11

KEIAIママ女子会開催(前編)

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KEIAIでは平成29年8月に「働き方改革」の一環として「ダイバーシティ推進室」を社長直轄で設立しました。
KEIAIの「ダイバーシティ推進室」の柱は大きく3つ。
1.「女性従業員の活躍推進」
2.「ワークライフバランスの推進」
3.「社員・管理職の意識改革」です。
誰もがやりがいや充実感を感じながら働き、仕事上の責任を果たす一方で、個人の時間が持て、健康で豊かな生活が出来るよう、働きやすい環境を実現しようと立ち上げたものです。
今回はその1つの柱である「女性社員の活躍推進」の取り組みの一環として、「ママ女子会」というイベントを2会場で行いました。
初めての取り組みでしたが、参加してくれた皆様から「非常に満足。これからも色々なイベントをやって欲しい・子育てとキャリアのイメージが沸きました!」など、多くの方から感想を頂き、無事イベントを終える事ができました。

―ママ女子会の目的―

「ママ女子会」はKEIAIで働いている女性が、将来のキャリアイメージや、結婚出産後のキャリアアップのイメージが出来るようになることで、結婚出産などのライフイベントによる離職・キャリアの諦めを防ぎ、皆が平等に永く輝ける為の情報共有の場として発案されました。

KEIAIの従業員数は562名と多いですが、販売店が数多く存在し、エリアも異なるので子育てをしながら活躍している人を身近で見ることができない人もいます。KEIAIで仕事と子育てに日々励んでいるママとの交流会を開くことで、これから来るであろうライフイベントに自信を持ってもらいたいという思いで企画しました。

このママ女子会のスタッフメンバーはもちろん、女性活躍推進のプロジェクトメンバーです。今ママの人はもちろん、ママではない人も、将来ママになりたい人も、たくさんの方に来てもらいたいとプロジェクトメンバーで企画書を作成し、全女性従業員を対象にイベント参加の声掛けを行いました。

 

―女性活躍の背景―

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ママ女子会スタート。プロジェクトメンバーが積極的に声掛けを行ったお蔭で、当日はたくさんの方に参加いただきました。場が和むよう各テーブルにはお菓子とお茶を用意。ママ女子会の始まりです。

まずは開会の挨拶と、今回のイベントを行うに至った背景や、今後の会社の取り組みなどをダイバーシティの室長であり、ママ女子会プロジェクトリーダーでもある千田部長よりご講和頂きました。

「今、日本の経済生産人口は減少しており、人材不足の問題が起こっています。一人ひとりの生産性向上はもちろん、今まで活用出来なかった人材を確保しようと、多種多様な働き方も採用され始めています。今ではすっかり聞きなれた「プレミアムフライデー」や「在宅ワーク」という働き方もその1つの取り組みです。KEIAIのダイバーシティ推進室も、女性従業員の活躍推進として、女性が結婚しても出産しても働き続ける事が出来、尚且つ平等な立場でキャリアを目指せるよう取り組んで行きます。」とお話しされました。そして、先日従業員対象に行った「ダイバーシティアンケート」の調査をもとに、結果から見えた現状もお話し頂きました。

―KEIAIの実情を知る―

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今年5月、全562名の従業員に対し、「ダイバーシティアンケート」を行いました。
アンケートには、「結婚後・出産後の女性の働き方についてどう思うか」という質問があり、KEIAIで働く男性社員も女性社員も、「仕事も家庭も重視したい(して欲しい)」と回答しておりました。
男性・女性にかかわらず、多くの社員が、働きながら生活も充実させたい(充実してもらいたい)と思っているようです。

左上:女性営業部門 「仕事も家庭も重視92%」
「仕事重視0%」「専業主婦0%」「その他8%」
右上:女性間接部門 「仕事も家庭も重視90%」
「仕事重視0%」「専業主婦0%」「その他10%」
左下:男性営業部門 「仕事も家庭も重視91%」
「仕事重視6%」「専業主婦0%」「その他3%」
左下:男性間接部門 「仕事も家庭も重視81%」
「仕事重視5%」「専業主婦5%」「その他9%」


また、女性従業員への質問で、「チャンスがあれば管理職になりたいですか?」という問いには、なんと、営業部門も間接部門も約半数が「私も管理職になりたい!」と思っていてくれている事が分かりました。

他社の社内調査やネット調査では、「管理職になりたくない」と回答する女性が圧倒的な中、KEIAIで働く女性社員は管理職という役職に対してとても前向きに捉えていることが分かります。

「男女の評価が平等にされていると感じているか」という質問に対しても、平等に扱われていると多くの方が感じているので、それに比例し、やり甲斐や責任感を持ってくれているのだと思います。

逆に「結婚・出産してもキャリアアップイメージができますか?」という質問には約7割近くの方が「いいえ」と回答。キャリアと結婚・出産の両方を得ることが困難と思っている方が多く、キャリアアップとライフイベントとの両立にギャップがあることが分かります。

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しかし、実際にKEIAIで働いている先輩ママは、子育てはもちろん、仕事もバリバリこなしており、課長職・係長職・主任職と、役職付きの方も多くいます。このママ女子会で実際に働いている彼女達のリアルを伝えることで、将来のキャリアイメージをしてもらうことにより不安や恐怖心をなくし、新しい「発見」や「気づき」を見つけて欲しいと考えました。

 

次回、KEIAIで働くママってどんな感じなんだろう。子育てしながら仕事なんて、両立できるの?など、リアルママの実態をお伝えします。