Vol.08 ベランダ防水工事

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ケイアイ家づくりを支える職人たち vol.8 漏水しないのは当たり前。その当たり前のことを当たり前にするために、常に緊張感を忘れません。~村上憲秋~
 

ベランダの防水工事をしています。ベランダはあまり重要視されることはありませんが、漏水しなくて当たり前と思われています。

その当たり前のことを当たり前にするために、常に緊張感を維持して仕事に取り組んでいます。

 
現場が好きなので、いつも気にかかります
 
ガラスマット調整作業

現在は、営業や事務的な仕事をしているので、現場に出ることはほとんどないのですが、ずっと現場で仕事をしてきたので、いつでも現場のことは気になります。現場の近くを通ると、担当しているのがこの現場担当の岩上のようなベテランの職人のときでも、つい立ち寄ってしまいます。職人のことは信頼していますので、心配だからと立ち寄るのではなく、やはり現場が好きだから、でしょうね。

職人たちは国家資格の有機溶剤作業主任者を取得し、また技能検定を受け技能士となるよう、経験を積みながら努力しています。資格取得は本人の自信になるだけでなく、お客様に安心していただくという意味でも、大切なことだと思っています。

現場が好きなので、いつも気にかかります
 
薬剤調合


ベランダにはFRP防水という、樹脂に補強材のガラスマットを組み込み、下地に塗布する処理を行います。


まずは下地を処理し排水ドレーンの取り付け後、プライマーという地塗り剤を塗ります。その後、ガラスマットを施工箇所の寸法に裁断し貼り付け、防水の液体を重ね塗りします。


防水処理ですから、雨は大敵です。常に天候を気にしながら、施工箇所を濡らさないよう気を遣い、天候によっては工期を延期してでも天候が回復するのを待つこともあります。


防水効果のある液体に、その液体を硬化させる液体を混合するのですが、その日の天候によって硬化させる液体の量を調節します。この量を決めるのは、長年の職人の勘ですね。


 
現場が好きなので、いつも気にかかります
防水財を塗布
 


作業中は安全面でも気を遣っています。

工事現場ですから、ヘルメットの着用は当然ですが、有機溶剤を扱うため、防毒マスクも着用します。

この仕事で一番大変なのは、やはりこの溶剤の臭いでしょうか。 


防水剤は乾くと固まるものですから、防水剤を塗布してから乾く前に手早くガラスマットを貼る必要があります。これも経験で早さが違いますね。

早いからといって、雑な仕事はしません。小さな隙間が漏水の原因となることもありますから、常に緊張感を保っています。

ガラスマットを貼りながら、種類の違う溶剤を重ね塗りして処理していきます。

 
ガラスマット貼り付け


 
現場が好きなので、いつも気にかかります
 
ローラーを使ってガラスマットの空気を抜く作業

一見、気付かないと思いますが、よく見るとガラスマットの中にわずかに空気が残っています。この仕事独特のローラーを使って、その空気を抜いていきます。

ガラスマットの中に空気が残っていると、膨張し水がしみ込み、漏水につながるという危険性があります。

このローラーで空気を抜く作業は、その危険性を取り除くという大切な仕事です。

 
現場が好きなので、いつも気にかかります
 

これからも、当たり前のことを当たり前に、そして安全にミスのない仕事をしていきたい、そう思っています。


自分たちが関わった家に住まわれる方が、雨の日に漏水に悩むことがないのはもちろんですが、晴れた日に気持ちよくベランダに立って洗濯物を干したり、くつろいだり…

そんな、その家に住まわれる方の当たり前の日常を、陰で支える仕事をずっと続けていきたいと思います。

これからも当たり前のことを当たり前に、そして安全にミスのない仕事をしていきたい、そう思っています。

 

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