Vol.05 宅内配線工事

一戸建て分譲物件から注文住宅、マンション、土地活用まで群馬・栃木・埼玉エリアに密着したケイアイスター不動産情報サイト

ケイアイの家づくりを支える職人たち vol.5 毎日の生活に明かりは欠かせません。安全で確実な電気の供給に全神経を注ぎます。~田島正明~

室内配線工事を手がけています。電信柱から各戸の分電盤から全室内に配線を敷く仕事をしています。家が出来上がると、室内配線は壁の内側に隠れてしまいます。しかし、見えないからといって電気は人の生活にとても大切なものです。毎日、全神経を注ぎ、安全管理と確実な電気の供給に取り組んでいます。

 
配線から照明取り付け、コンセント周囲の整備など一切を手がけます。

 柱が立ち、骨組みが完成して壁面にボードが貼られる前に配線工事に入ります。この仕事は国家資格がないと手がけられません。私も20歳のときに第2種電気工事士という資格を取得し、もう14年になりました。 仕事は、分電盤から各部屋に向けた、複数の回線を敷設していくことから始まります。最近は、キッチンにIHコンロ、各部屋のエアコンなど電気設備が増えているので、最低でも10回線程度必要になります。また、ただ電気の線を敷くだけでなく、照明器具やコンセントのプレートを取りつけるなど、電気設備回りのことはすべて手がけています。 各部屋のコンセントは最低でも3カ所。その他に天井の照明や、スイッチ、エアコンなどでひとつの部屋では5、6カ所も電気を使う部分があるのです。

 
最低3回、さらに二人一組で作業を最終確認。

 壁や天井が貼られてしまえば、配線は見えなくなります。しかし、電気の配線を間違えると、スイッチを入れて明かりが付かないといったトラブルが起きるだけでなく、漏電して火災という最悪の事態を引き起こしてしまいます。決してあってはならない事ですが、それは私をはじめ、多くの職人の確実な作業によって達成されている事です。このような事が絶対に起こらないよう、一瞬たりとも気を抜くことが出来ません。
もちろん、私はこのようなミスを起こした事がありません。それは私が1ヵ所に配線する度に、間違っていないかを3回以上必ず確認するようにしているからです。各配線にマジックの色別に印をつけ、間違いを起こさないように工夫しています。
これに加え、二人一組になって、お互いの作業を異なる目で確認するようにしています。配線そのものが絶対に確実に敷設されたという事がわかるまで、ボードや天井を貼る作業をストップしてもらうようにしています。
このように慎重かつ確実な作業を経て、最後にスイッチを入れて一つ残らず電気がつく事が確認出来ると、私もとても嬉しく思います。何度現場をこなしてもこの充実感と満足感は変わりませんね。

 
メンテナンスと美観を考えた自分なりの工夫もあります。

 配線時の事ばかりではなく、メンテナンスや外観の事も考えて敷設します。例えば、押入れの上部やお風呂の天井には、点検口があります。私は、この点検口の上部に配線を分岐する場所を作るようにしています。これは、すぐそばに分岐配線があれば、万一、電気に不具合があっても、フタを開ければすぐに点検出来るという私なりの考えによるものです。天井裏の奥のほうで分岐していれば、そこに辿り着くのに時間を要し、さらに分岐内容を調べるのに手間がかかります。住み心地というのは見えないところにもあると思うからです。建物だけでなく、設備も上手にメンテナンスすれば、住まいはさらに長命化できます。そのお手伝いをさせて頂きたいと思っています。
また、コンセントのプレートは、1mmでもずれないよう水平に取り付け、その周辺のクロスもささくれないよう入念に磨きます。プレートは1mmでもずれていると、意外と目立ってしまいますからね。簡単に取りつけてしまう業者もあるようですが、私は絶対そのようなことはしません。

 
研修会や書籍で常に勉強し、快適な明かりを届けられるよう努めております。

電気に関する設備は、日進月歩です。
IHコンロ、食器乾燥機、床暖房、大型冷蔵庫、インターホンなど、数年前と比べて大量に電気を必要とする製品が増えてきました。これらに対応するように、電気配線の仕事も複雑化していきます。ですから、毎日が勉強です。
私もどのような現場でもすぐに対応できるよう、いろいろな団体が主催する研修会に必ず顔を出しています。
電気設備関連の書籍や雑誌にも目を通し、常に新しい情報に接するようにしています。どのようにすればお客様に安全と安心、明かりの快適さを届けられるかを考えながら、日々作業に取り組んでいます。

 
バックナンバー
 

ページトップへ