Vol.01 基礎工事

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ケイアイの家づくりを支える職人たち vol.1
 
綿密な調査と長年のカンで、その土地にあった基礎工事を
基礎工事で一番むずかしいのは、土地によって地盤が違うところです。もちろん工事前には綿密な検査をしてあります。でも、機械を通して感じる感触というのかな、実際に工事をしている段階でも、違いははっきりわかりますよ。
この仕事を始めて30年くらいになりますかね。長年の経験で、地盤が弱いところは、ああ弱いな、と。このカンは、工事前の検査の結果とあまり変わりません。
たとえば地盤が弱い土地を固くしようとして、単純に固いものを埋めればいいというわけでもない。地盤が弱くても、弱いなりに何メートルか下には砂利の層だったり、岩盤の層があるんです。固い層が3メートル下にあるか5メートル下にあるかは、その時々ですが、固い層までパイルを打ち付けて、その上に基礎工事をする。その土地にあった細かい工夫を重ねるんです。
 
丁寧な仕事で強度が変わる
実際、家を買うときには見た目が大きな要素になりますよね。私の仕事は、家の見た目には影響しません。特に分譲住宅では、基礎工事の部分に注目することは少ないでしょう。
でも、いかに丁寧につくるかにこだわっています。家で一番大切な耐久性、強度に携わる仕事だからです。
固まってしまえば同じに見えるコンクリートでも、1から10まで、本当にいろんな種類があるんですよ。でも地盤にあわせてどのコンクリートを選ぶか、どう丁寧に施行するかで、家の強度が全然違ってくるんです。
いい仕事をするとね、ヒビが大きくなりません。コンクリートは、絶対に、100%ヒビができるんです。髪の毛くらいの太さのヒビですね。でも、3年、5年、10年と経ったときに、しっかりとした仕事をしていれば、その髪の毛の太さが広がりません。丁寧な仕事のなせる技なんですね。
 
いつも思いやりを持った仕事をしたい
家を買うという行為は、一生に何度もあるわけではありません。お客様は大金をはたいて買われます。一生懸命働いて稼いだ大事なお金ですよね。だからこそ、いつもお客さまの立場に立つということは忘れてはいけないんです。
自分が家を買う立場だったらどうなのか。この家を買うのが自分で、大切な家族と住む家だったら、と思うと、適当な仕事なんてできませんよ。いつも自分の家をつくるつもりでいます。
製品として完成したレベルの工事をするのは当たり前です。それ以上に、思いやりを持って仕事をしたい。単純なことですが、自分が住む家をつくるという姿勢が思いやりになるんじゃないでしょうか。
これは、うちの会社の方針でもあるんですよ。社長もそうですが、自分たち現場にいる者にもしっかり根付いています。だから、決して手を抜こうとは思いません。10件の工事をやったとして、10件とも完成度は変わらない自信があります。
 
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